いわゆる“パワーストーン”と言えば必ず名前が出てくるローズクオーツ。
可愛らしいピンク色の石は人目を引き、恋愛成就のお守りのように扱われていることも多いです。

確かに恋愛成就はローズクオーツのエネルギーがもたらす一つの側面かもしれませんが、石の声に注意深く耳を傾けて、その意味を紐解けば、恋愛だけに留まらない愛の奥深さに気付けるでしょう。
ローズクオーツは「自分に降参して生きましょう」と伝えています。
この意味は自分を受け入れるというよりも、自分と戦うのを止めるということになります。受け入れることに抵抗があるなら、受け入れなくていいのです。受け入れない自分を貶めたり罰する必要はありません。傷や欠点のある不完全な自分を愛し、大切にできるのは世界でただ一人、自分だけなのです。
これは単なる閉じた自己愛ではありません。ローズクオーツと共に深いレベルでこれに気が付けば、他者も同じように生きていることが分かるはずです。
自分も、そして他者をも慈愛を持って見ることが出来るようになれば、愛を渡すことも受け取ることも恐れずに行えるようになります。それはやがて地球を巡って、人にも、そして自分にも還って来る大きな愛に繋がっていくのです。
愛に餓えている、愛が苦しいと感じるのなら、自分に抗うのを止め、一旦深呼吸してそれがどんな自分であっても慈愛で包んでみましょう。静かに自分の内面の愛と向き合い、労わる時間を取って欲しいとローズクオーツは真剣に語りかけてきます。その声を他の誰でもない、あなた自身の心で聴いてみて下さい。
ローズクオーツはハートチャクラに対応します。
胸の中央に当てて苦しさを感じる時は、手に持つ等して、徐々にエネルギーに慣れていって下さい。ヒーリングで使用する際には、スモーキークオーツ(詳細は以前の記事をご覧下さい)などをサポートストーンにすると緩和されることがあります。
ライター・さや
Comments